こどもたちは、室内ではあかい鼻緒のぞうり、園庭ではあおい鼻緒のぞうりを履いて生活します。

 ぞうり保育の効果

ぞうりは足の親指と人差し指で鼻緒をしっかりと挟まないとすぐ脱げてしまうので子供たちは上手に履く事が出来なかったりします。つまり、足の指の力が弱いので、踏ん張る力が出ず、転び易くなります。また、大人になるにつれ、骨格や内臓にも影響してきます。

本園では、ぞうりの履き方から指導をしていますので、徐々に上手に履けるようになってきます。履くことで、自然と足の指の力が鍛えられるので、足の形も少しずつ改善されていきます。

特に、履いて運動をする事で、より足の指は鍛えられていくようです。
土踏まずの形成や5本の指がしっかり地面に接地していくので、転びにくくなったり、運動能力もアップします。また脳の働きを促す効果があり、ぞうり保育は子ども達の心身全体の健康に大きく関係していると言えます。

子供たちは、毎日元気に歩き、走り、遊びながら、成長していきます。

入園時・卒園時の足の形を見比べてみましょう!

本園には、『ピドスコープ』という測定器があります。これは、足の裏の写真を撮るものですが、ただ撮るのではなく、足の骨格までもレントゲンのように撮れる測定器です。入園した際、全員が足の裏の写真を撮ります。しっかりと足が地面に接地しているかどうか見ることが出来ます。親指・小指が内側に傾いていたり、土踏まずの形成が遅れているなど、様々なお子様がいらっしゃいます。しかし、卒園までぞうりを履いて園生活を送ることで、足の形が改善していきます!卒園する時期も写真を撮りますので、入園時の足裏写真と見比べて下さい。

立派になったなぁ~、と感激されることでしょう!